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【松原市別所】モルタル外壁塗装|チョーキングとひび割れを下地処理から3回塗りで再生

松原市別所の外壁塗装の工程を写真つきで解説します。

松原市別所で、モルタル外壁の塗り替え工事を行いました。外壁を手で触ると白い粉が付いてしまうチョーキング現象や、複数のひび割れが見られる状態でした。今回は、下地処理から3回塗りまで、外壁塗装の全工程を写真とともにご紹介します。

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外壁塗装とは?なぜ必要な工程か

外壁塗装は、建物の外観を美しく保つだけでなく、外壁材そのものを雨や紫外線から守るために欠かせない工程です。塗膜が劣化してチョーキング(壁を触ると白い粉が付く状態)やひび割れが出てくると、雨水が壁の内部に染み込み、下地の腐食やカビの発生、最悪の場合は雨漏りにつながります。

外壁塗装は、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが基本です。下塗りは既存の外壁と上塗り塗料をしっかり密着させる接着剤の役割を果たし、中塗り・上塗りで膜厚と仕上がりを確保します。各工程の間には塗料メーカーが規定する乾燥時間を守る必要があり、乾燥不足のまま次の層を重ねると膨れや剥がれの原因になります。一般的には1日1工程が目安です。

また、外壁塗料には種類があり、アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素・無機など、グレードによって耐用年数や価格が異なります。シリコン塗料は耐久性と価格のバランスが良く、一般住宅で広く選ばれています。

施工前の状態

今回の現場では、外壁全体にチョーキング(壁を手で触ると白い粉が付く状態)が発生していました。これは塗膜の顔料が紫外線や雨で分解され、粉状になって表面に浮き出る劣化のサインです。チョーキングが出ている外壁は塗膜の防水機能が失われているため、このまま放置すると雨水が染み込み、下地の劣化や雨漏りにつながります。

さらに、複数箇所にひび割れ(クラック)が確認されました。幅0.3mm未満の細いひび割れ(ヘアークラック)と、幅0.3mm以上の深いひび割れの両方が混在しており、放置すればひびから雨水が浸入し、内部の鉄筋の錆や外壁の爆裂(コンクリートが膨れて剥がれる現象)を引き起こすリスクがありました。外壁の一部では、ひび割れが窓周りや配管廻りなど動きやすい箇所に集中しており、建物の経年による応力が影響していると見られます。

外壁 現状
外壁 現状
外壁 劣化 チョーキング
壁面にチョーキングが見られ、手に白い粉が付いている状態です。劣化が進行しているため、塗装の必要があります。
外壁 劣化 ヘアークラック
外壁に現れたひび割れが確認できます。劣化の兆候が見受けられ、特に目立つ部分が存在しています。
外壁 劣化 ヘアークラック
壁面にひび割れが見られます。劣化が進行しています。

外壁の下地処理

外壁塗装の成否を左右するのが、この下地処理です。どれだけ良い塗料を使っても、下地が整っていなければ塗膜はすぐに剥がれたり、ひびが再発したりします。今回の現場では、まずひび割れの幅を確認し、幅0.3mm未満のヘアークラック幅0.3mm以上の深いクラックを分けて補修しました。

ヘアークラックは、ひびをワイヤーブラシで清掃してから微弾性フィラー(伸縮性のある下塗り材)を刷毛で擦り込むように塗り込みます。フィラーが細いひびに入り込んで埋め、塗膜の伸縮でひびの動きに追従できるようにするのがポイントです。幅0.3mm以上の深いひびは、Uカット工法で対応しました。電動カッターでひび割れに沿ってU字またはV字の溝を切り、内部の脆弱な部分を取り除いてから、溝の中に可とう性エポキシ樹脂(伸縮性のあるシール材)を充填し、表面をコテで平滑に均します。この工法により、ひびが再び動いても樹脂が伸縮して追従し、雨水の浸入を防ぎます。

また、外壁の一部に爆裂(コンクリートの一部が欠けて鉄筋が露出しかけている箇所)が見られたため、ハンマーで浮いた部分を叩き落とし、錆びた鉄筋の表面をワイヤーブラシで研磨してから錆止めを塗布し、樹脂モルタルで欠損部分を充填・成形しました。下地処理は地味な工程ですが、塗装の耐久性を決める最重要工程です。みのりペイントでは、補修箇所を一つひとつ丁寧に仕上げることで、長持ちする塗装を実現しています。

下地処理 外壁 Uカット補修前
下地処理 外壁 Uカット補修前
下地処理 外壁 ヘアークラック補修前
下地処理 外壁 ヘアークラック補修前
下地処理 外壁 ヘアークラック補修中
下地処理 外壁 ヘアークラック補修中
下地処理 外壁 Uカット補修中
下地処理 外壁 Uカット補修中
下地処理 外壁 ヘアークラック補修中
下地処理 外壁 ヘアークラック補修中
下地処理 外壁 Uカット補修中
下地処理 外壁 Uカット補修中
下地処理 外壁 爆裂補修中
下地処理 外壁 爆裂補修中
下地処理 外壁 爆裂補修中
下地処理 外壁 爆裂補修中
下地処理 外壁 ヘアークラック補修後
下地処理 外壁 ヘアークラック補修後
下地処理 外壁 ヘアークラック補修後
下地処理 外壁 ヘアークラック補修後
下地処理 外壁 Uカット補修後
下地処理 外壁 Uカット補修後
下地処理 外壁 爆裂補修後
下地処理 外壁 爆裂補修後

外壁の下塗り

下地処理が完了したら、次は下塗りです。下塗りは、既存の外壁と上塗り塗料をしっかり密着させる接着剤の役割を果たします。下塗りを省略したり、乾燥時間を短縮したりすると、上塗り塗料が壁に定着せず、数年で剥がれてしまう原因になります。

今回の現場では、モルタル外壁に適した微弾性フィラーを下塗り材として使用しました。フィラーは粘度が高く、細かいひびを埋めながら塗膜に厚みを持たせることができるため、ヘアークラックの再発を抑える効果があります。ローラーで丁寧に塗り広げ、ひび割れ補修箇所や凹凸の大きい部分には刷毛で擦り込むように塗り込みました。下塗りは上塗りと違い、仕上がりの美しさよりも「塗料を壁にしっかり密着させること」が目的です。

下塗り後は、塗料メーカーが規定する乾燥時間(一般的に24時間以上)をしっかり確保します。気温が低い日や湿度が高い日は乾燥が遅れるため、天候を見ながら次の工程に進むタイミングを判断します。乾燥不足のまま中塗りを重ねると、塗膜の内部に溶剤や水分が閉じ込められ、膨れや剥がれの原因になるため、焦らず確実に乾かすことが大切です。

外壁 下塗り中
外壁 下塗り中

外壁の中塗り

下塗りがしっかり乾燥したら、中塗りに進みます。中塗りと上塗りは基本的に同じ塗料を使い、2回重ねることで規定の膜厚(一般的にシリコン塗料で0.1〜0.15mm程度)を確保します。1回だけでは膜が薄く、紫外線や雨に対する耐久性が不足してしまうため、3回塗りが外壁塗装の基本なのです。

今回の現場では、シリコン系塗料を使用しました。シリコン塗料は耐用年数10〜13年程度で、耐候性・防汚性・価格のバランスが良く、一般住宅の外壁塗装で最も多く選ばれているグレードです。中塗りでは、ローラーを使って壁全体に均一に塗り広げます。下塗りの色と中塗りの色を変えることで、塗り残しや塗りムラを目視で確認しやすくする工夫をすることもあります(この現場では下塗りが白系、中塗りが青系のため、塗り分けがはっきり見えました)。

中塗り後も、上塗りとの間に1日の乾燥時間を確保します。塗料が完全に硬化する前に次の層を重ねると、2つの層がうまく分離せず、仕上がりや耐久性に悪影響を及ぼします。塗装は「速く仕上げること」よりも「正しい手順で確実に仕上げること」が何より大切です。

工事名 工事場所 外壁 中塗り
外壁の中塗りを行っている施工中の写真。手元のローラーで、青色のペイントが施されています。

外壁の上塗り

中塗りが乾燥したら、いよいよ上塗りです。上塗りは外壁塗装の最終仕上げであり、建物の外観を決める工程です。中塗りと同じ塗料をもう一度重ねることで、塗膜の厚みと均一性を確保し、紫外線・雨・汚れから外壁を長期間守る保護層を完成させます。

上塗りでは、ローラーの方向や力加減を統一し、ムラや塗り残しが出ないよう細心の注意を払います。特に日光の当たり方によって塗りムラが目立つ場所(南面や西面)は、斜めから見たり、異なる時間帯に確認したりして、仕上がりをチェックします。また、窓枠や配管廻りなど細かい部分は刷毛で丁寧に塗り込み、仕上がりの美しさと塗膜の連続性を保ちます。

上塗りが完了すると、外壁は新築のようなツヤと色に生まれ変わります。ただし、塗りたては塗料がまだ柔らかいため、完全硬化するまで(一般的に1〜2週間程度)は壁に触れたり、強い衝撃を与えたりしないよう注意が必要です。みのりペイントでは、上塗り完了後も最終チェックを行い、お客様に安心してお引渡しできる仕上がりを目指しています。

工事名 工事場所 外壁 上塗り
外壁の上塗り作業中の写真で、ローラーを使って塗装している様子が見られます。周囲には養生が行われていることが窺えます。
外壁 上塗り後
外壁 上塗り後

よくあるご質問

Q. 外壁塗装で下塗りはなぜ必要なのですか?

A. 下塗りは、既存の外壁と上塗り塗料をしっかり密着させる接着剤の役割を果たします。下塗りを省略すると、上塗り塗料が壁に定着せず、数年で剥がれてしまう原因になります。今回の松原市別所の現場では、モルタル外壁に微弾性フィラーを下塗りとして使用し、細かいひび割れを埋めながら塗膜の密着性を高めました。下塗りは地味な工程ですが、塗装の耐久性を決める最重要工程の一つです。

Q. 外壁塗装はなぜ3回塗りが基本なのですか?

A. 外壁塗装の3回塗り(下塗り・中塗り・上塗り)は、塗膜の厚みと耐久性を確保するために必要です。下塗りは密着性を高め、中塗りと上塗りで規定の膜厚(一般的に0.1〜0.15mm程度)を確保します。1回や2回だけでは膜が薄く、紫外線や雨に対する保護機能が不足してしまいます。今回の現場でも、下塗り後に中塗り・上塗りを丁寧に重ねることで、長持ちする塗膜を完成させました。

Q. 外壁塗装の各工程の間に乾燥時間が必要なのはなぜですか?

A. 各工程の間に塗料メーカーが規定する乾燥時間(一般的に24時間以上)を確保しないと、塗膜内部に溶剤や水分が閉じ込められ、膨れや剥がれの原因になります。気温が低い日や湿度が高い日は乾燥が遅れるため、天候を見ながら次の工程に進むタイミングを判断することが大切です。今回の松原市別所の現場でも、下塗り・中塗り・上塗りの間にそれぞれ1日の乾燥時間を確保し、確実に塗膜を硬化させてから次の工程に進みました。

まとめ

今回の松原市別所での外壁塗装は、チョーキングや複数のひび割れといった劣化症状に対し、下地処理から3回塗りまで丁寧に施工することで、外壁を長期間守る塗膜を完成させました。外壁塗装は、建物の寿命を延ばし、快適な住まいを保つために欠かせないメンテナンスです。

外壁の劣化が気になる方、塗り替え時期が近づいている方は、ぜひお気軽にみのりペイントまでご相談ください。現地調査・お見積もりは無料で承っております。

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