シリコンとフッ素塗料の違い|大阪南部での選ばれ方を実例で解説
シリコンとフッ素塗料、どちらを選ぶべきか?
外壁塗装を検討する際、多くの方が「シリコン塗料とフッ素塗料、どちらがいいのか?」という疑問を持たれます。結論から言うと、大阪南部では5:5の割合でどちらも選ばれており、立地・予算・建物の状態によって最適解が変わります。

シリコン塗料は耐用年数10〜15年で価格が手頃、フッ素塗料は耐用年数15〜20年で高価格という違いがありますが、単純に「高いから良い」「安いから劣る」という関係ではありません。訪問販売の業者が「フッ素なら30年持ちます」と誇大に宣伝するケースもあり、注意が必要です。
この記事では、みのりペイント(大阪市平野区)の代表・松本が、実際の施工経験をもとにシリコンとフッ素塗料の違いと選び方を丁寧に解説します。
シリコン塗料とフッ素塗料の基本的な違い

シリコン塗料とフッ素塗料の違いを、まず表で確認しましょう。
| 項目 | シリコン塗料 | フッ素塗料 |
|---|---|---|
| 耐用年数 | 10〜15年 | 15〜20年 |
| 費用(30坪目安) | 80〜110万円 | 100〜140万円 |
| 主な特徴 | コストパフォーマンスが高い・汎用性がある | 耐候性・耐汚染性が高い・長期間美観を保つ |
| 適した用途 | 一般住宅・10年程度で再塗装を考える方 | 日当たりの強い立地・長期居住予定の方 |
シリコン塗料は、アクリルシリコン樹脂を主成分とした塗料で、価格と性能のバランスが良く、現在最も普及している塗料です。一方、フッ素塗料は、フッ素樹脂を主成分としており、紫外線や雨風に対する耐久性が非常に高く、ビルや公共施設でも採用されています。
ただし、フッ素塗料は価格が2〜3割高くなるため、耐用年数を含めたトータルコストで判断する必要があります。
大阪南部では5:5で選ばれる理由
みのりペイントでは、大阪市平野区を拠点に大阪南部全域(八尾市・東大阪市・松原市・羽曳野市・柏原市・大東市・堺市など)で施工を行っていますが、シリコン塗料とフッ素塗料の選択比率はほぼ5:5です。
シリコン塗料が選ばれるケース
- 10〜15年で住み替えを検討している方
- 予算を抑えつつ、確実な品質を求める方
- 築年数が浅く(築10〜20年程度)、外壁の下地がまだ健全な住宅
- 日陰が多く、紫外線の影響が比較的少ない立地
シリコン塗料は、費用を80〜110万円程度に抑えつつ、10〜15年の耐久性を確保できるため、「次回の塗装まで10年あればいい」という方にとってコストパフォーマンスが非常に高い選択肢です。
フッ素塗料が選ばれるケース
- 長期的に住み続ける予定で、塗り替え回数を減らしたい方
- 日当たりが強く、紫外線による劣化が早い立地(南向き・西向き)
- 外壁の美観を長期間保ちたい方(汚れにくく、色あせしにくい)
- 前回の塗装から15年以上経過しており、次も長持ちさせたい方
フッ素塗料は初期費用が高くなりますが、15〜20年の耐用年数があるため、長期的なコストでは優位になる場合があります。特に日当たりが強い立地では、シリコン塗料よりも劣化が遅く、美観を保ちやすいという利点があります。
立地別の使い分け|大阪南部の実例から

大阪南部の気候や立地条件に応じて、松本はシリコンとフッ素の使い分けを以下のように提案しています。
日当たりの強い立地(南向き・西向き)
紫外線による劣化が早いため、フッ素塗料が有利です。特に堺市や羽曳野市など、周囲に高い建物が少なく日照時間が長い住宅では、シリコン塗料だと10年程度でチョーキング(白い粉が浮く現象)が出始めることがあります。フッ素塗料であれば15年以上美観を保てるため、長期的なコストパフォーマンスが高くなります。
日陰が多い立地(北向き・住宅密集地)
紫外線の影響が少ないため、シリコン塗料で十分な耐久性を確保できます。東大阪市や大東市などの住宅密集地では、周囲の建物によって日陰ができやすく、紫外線による劣化が比較的遅いため、シリコン塗料で10〜15年の耐久性を確保することが可能です。
沿岸部・工業地域
堺市や大阪市の沿岸部では、塩害や排気ガスによる汚染が懸念されます。この場合、フッ素塗料の方が耐汚染性が高く、汚れが付きにくいという利点があります。特に工場が近い立地では、排気ガスに含まれる化学物質による劣化が早いため、フッ素塗料の方が長持ちします。
みのりペイントが推奨する「KFシェアルドF」
フッ素塗料を選ぶ場合、みのりペイントではKFシェアルドF(関西ペイント製)を推奨しています。
KFシェアルドFの特徴
- 4フッ化フッ素樹脂を配合し、高い耐候性を実現
- 超低汚染性で、雨水で汚れが流れ落ちる「セルフクリーニング機能」
- 遮熱効果があり、夏場の室温上昇を抑える
- ツヤあり・ツヤ消しの両方に対応し、外観の好みに合わせられる
KFシェアルドFは、フッ素塗料の中でも特に耐久性と仕上がりのバランスが優れており、大阪南部の気候に適しています。松本も実際の施工で何度も使用しており、仕上がりの美しさと長期的な耐久性に自信を持っています。
詳しい施工料金については、施工料金ページをご覧ください。
訪問販売の「フッ素なら30年持つ」に要注意
訪問販売の業者が「フッ素塗料なら30年持ちます」と誇大に宣伝するケースがあります。しかし、これは現実的ではありません。
フッ素塗料の耐用年数は15〜20年が一般的で、30年持つというのは根拠のない誇張です。また、外壁の寿命は塗料だけでなく、下地の状態・シーリングの劣化・雨漏りの有無など、複数の要素に左右されます。塗料だけで30年持つという説明は、施工の全体像を理解していない証拠です。
訪問販売の業者は、高額なフッ素塗料を売るために耐用年数を誇張し、契約を急がせる傾向があります。「今日決めたら値引き」「近所で施工中だからお得」といった即決圧力には応じず、必ず複数社から見積もりを取ることが重要です。
みのりペイントでは、現地調査を無料で行い、お客様の建物の状態に応じて「シリコンで十分」「フッ素が適している」と正直にアドバイスしています。無理にフッ素塗料を勧めることはありません。
シリコンとフッ素のコスト比較|15年で考える

「初期費用が高いフッ素塗料は、本当にお得なのか?」という疑問を、15年間のトータルコストで比較してみましょう。
シリコン塗料の場合(30坪住宅)
- 初回塗装:90万円
- 15年後に再塗装:90万円
- 合計:180万円
フッ素塗料の場合(30坪住宅)
- 初回塗装:120万円
- 15年後の再塗装は不要
- 合計:120万円
15年スパンで考えると、フッ素塗料の方が60万円安くなる計算です。ただし、これは「15年後も同じ家に住んでいる」「外壁の下地が健全で、塗装だけで済む」という前提があります。
一方、シリコン塗料は初期費用を抑えられるため、「10年後に住み替えるかもしれない」「次回の塗装時に外壁の張り替えも検討したい」という方には、シリコン塗料の方が柔軟性があります。
よくある質問(FAQ)
シリコン塗料とフッ素塗料、どちらが人気ですか?
みのりペイントでは5:5の比率でどちらも選ばれています。予算と立地によって最適解が変わるため、一概にどちらが人気とは言えません。現地調査の際に、お客様の状況に応じて最適な塗料を提案しています。
フッ素塗料は本当に30年持ちますか?
いいえ、フッ素塗料の一般的な耐用年数は15〜20年です。「30年持つ」という説明は誇大広告の可能性が高いため、注意してください。塗料の耐用年数は、立地・気候・下地の状態によって大きく変わります。
シリコン塗料で十分なケースはありますか?
はい、日陰が多い立地や、10〜15年で住み替えを検討している方には、シリコン塗料で十分です。予算を抑えつつ、確実な品質を確保できます。
フッ素塗料は汚れにくいと聞きましたが、本当ですか?
本当です。フッ素塗料は表面が滑らかで、汚れが付きにくく、雨水で汚れが流れ落ちる「セルフクリーニング機能」があります。沿岸部や工業地域など、汚れが付きやすい立地では特に効果を発揮します。
シリコンとフッ素、どちらを選ぶべきか迷っています
まずは現地調査を受けることをお勧めします。外壁の状態・立地・予算・居住予定年数を総合的に判断して、最適な塗料を提案いたします。みのりペイントでは無料で現地調査を行っていますので、お気軽にご相談ください。
まとめ|自分に合った塗料を選ぶために
シリコン塗料とフッ素塗料は、どちらも優れた塗料ですが、立地・予算・居住予定年数によって最適解が変わります。大阪南部では5:5の比率で選ばれており、一概にどちらが優れているとは言えません。
訪問販売の誇大広告に惑わされず、複数社から見積もりを取り、現地調査を受けた上で判断することが重要です。みのりペイントでは、KFシェアルドFをはじめとする高品質な塗料を使用し、お客様の建物に最適な提案を行っています。
詳しい費用や施工内容については、お問い合わせページからご相談ください。
外壁のことが気になったらお気軽にご相談ください
みのりペイント(大阪市平野区)では、平野区を拠点に大阪南部全域(八尾市・東大阪市・松原市・羽曳野市・柏原市・大東市・堺市など)で外壁塗装・屋根塗装を承っております。代表の松本が直接お伺いし、丁寧に診断・ご提案いたします。現地調査・お見積もりは無料です。













