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雨漏りした時の対処法|最初の10分でやる応急処置と、やってはいけないこと【図解】

結論

  • 最初の10分でやることは3つだけ。①電気を守る(濡れた場所の家電のコンセントを抜く/天井照明に水が回っていればブレーカーを切る)②水を受ける(バケツ+ビニール袋)③写真を撮る(保険にも修理にも使える)
  • 絶対にやってはいけないのは、雨の中や夜間に自分で屋根に登ること。転落事故は修理費と比べものになりません
  • 経年劣化による雨漏りは火災保険の対象外ですが、台風・強風による破損なら風災補償の対象になりうります
  • 原因特定前にコーキングで塞ぐと、水が別の場所から出てきて修理費がむしろ上がることがあります
✅ 2026年8月14日公開。実際の雨漏り修理現場の記録に基づいています。

「天井から水がポタポタ落ちてきた」「壁紙が濡れて膨らんできた」——今まさに雨漏りに気づいて、この記事を読んでいる方も多いと思います。読みながら手を動かせるように、やることの順番で書いています。まずは落ち着いて、次の見出しから順に進めてください。

この記事では、みのりペイント(大阪市平野区)が実際の現場記録をもとに、雨漏りに気づいた直後の10分でやるべきこと、絶対にやってはいけないこと、火災保険が使えるかどうかの判断まで、まとめて解説します。

最初の10分でやること3つ

雨漏り発見から最初の10分でやる行動フロー。電気を守る、水を受ける、写真を撮るの3ステップ
雨漏りに気づいたら、まずは電気を守り、水を受け、写真を残します

雨漏りに気づいたら、まずこの3つだけを順番にやってください。難しい判断は一切不要です。

①電気を守る

濡れている場所の近くにあるコンセントから、家電のプラグを抜いてください。天井の照明やダウンライトに水が回っている(点滅する・変な臭いがする)場合は、絶対に照明のスイッチに触らず、その部屋のブレーカーを切ってください。漏電・感電を防ぐための最優先事項です。

②水を受ける

バケツを置き、中にタオルを1枚入れておくと水はねの飛散を防げます。バケツの下や周辺の床には、ビニールシートやレジャーシートを敷いてください。溜まった水は定期的に捨てるのを忘れずに。

③写真を撮る

スマホで濡れている場所・水の広がり方・(見えるなら)天井裏の侵入箇所を撮っておいてください。この写真が、後の火災保険の申請と、業者による原因調査の両方で決定的に役立ちます。後から「あの時の状態」を証明できるのは写真だけです。

場所別の応急処置|天井・窓まわり・壁・サッシ

雨漏りの場所別応急処置マップ。天井、窓やサッシ、壁ごとに水の広がりを止める方法を示す図解
天井・窓まわり・壁など、場所に合わせて水の広がりを止めます

雨漏りが起きている場所によって、応急処置のやり方が少し変わります。

天井から水が落ちてくる場合

基本のバケツ法に加えて、ビニール袋を画鋲で天井に留めて水を導く方法も有効です(濡れる範囲を最小限にできます)。ただし賃貸にお住まいの場合は、画鋲を刺す前に必ず管理会社・大家さんへ連絡してください。原状回復の観点で無断作業はトラブルになります。

窓・サッシから水が入ってくる場合

窓枠の下にタオルを敷いて堰(せき)を作り、水が室内に広がるのを防ぎます。カーテンは濡れる前に外しておきましょう。

壁から染み出してくる場合

家具を壁から離し、床を養生してください。壁からの雨漏りは、見た目より内部が広く濡れていることが多いのが特徴です。壁紙の変色範囲だけで判断しないようにしてください。

※生活の知恵として、紙おむつやペットシーツは吸水力が高く、バケツの底に敷いておくと水はねを抑えられます。

絶対にやってはいけないこと3つ

雨漏り時にやってはいけない3つ。雨中や夜間の屋根登り、原因特定前のコーキング、濡れた天井板を突くこと
応急処置のつもりが、被害や修理費を広げることがあります

応急処置のつもりが、かえって被害や修理費を膨らませてしまう行為があります。以下の3つは絶対に避けてください。

1. 雨の中・夜間に自分で屋根に登る

これが最も危険な行為です。濡れた屋根は想像以上に滑ります。プロの職人でも、雨の中や暗い時間帯には屋根に登りません。転落事故の実例は毎年報告されており、修理費とは比較にならない代償を払うことになります。

2. 原因を特定する前にコーキングで塞ぐ

「とりあえず隙間を埋めておこう」とコーキング材で塞いでしまうと、水の出口を失った雨水が別の場所から噴き出してくることがあります。現場でもよく見るパターンで、原因調査そのものが難しくなり、結果として修理費がむしろ上がってしまいます。原因の特定は業者に任せてください。

3. 膨らんだ天井のクロス・板を突いて水を出す

天井が水を含んで膨らんでいると、突いて水を出したくなりますが、一気に水が落ちて家財被害が拡大します。どうしても行う場合は、下にバケツを置き、床をしっかり養生してから、小さな穴を開ける程度にとどめてください。

雨が止んだらやること|「写真の記録」が保険と修理の両方を左右する

雨が止んで一段落したら、次の記録を残しておいてください。これが後の対応スピードを大きく左右します。

  • 室内の被害状況(濡れた床・家具・畳など)
  • 天井のシミの輪郭(日付を書いた紙を一緒に写す、または撮影日をメモ)
  • 外から見える範囲の屋根・外壁・雨樋(絶対に登らず、スマホのズーム機能で撮影してください)

天井のシミは日を追うごとに輪郭が広がることが多く、日付つきで数回撮影しておくと、進行の証拠として業者への説明や保険申請の際に役立ちます。

雨漏りの原因は屋根とは限らない

「雨漏り=屋根が悪い」と思われがちですが、現場で見ていると外壁のひび割れ、シーリングの切れ、ベランダの防水劣化、雨樋の詰まりや破損が原因になっているケースも少なくありません。

実際の修理事例も参考にしてください。

原因の特定は、プロでも散水調査(実際に水をかけて侵入経路を再現する調査)が必要になるほど難しいものです。だからこそ、電話口で「屋根ですね」と即断する業者より、実際に調べてから答える業者を選んでください。

火災保険が使えるケース・使えないケース

雨漏りで火災保険の対象になりうるケースと対象外のケース。台風、強風、雹、飛来物での破損と、経年劣化、施工不良、地震を比較
台風や強風などは対象になりうりますが、経年劣化や施工不良は対象外です

雨漏りの原因によって、火災保険(風災補償)が使えるかどうかが変わります。

状態 保険の対象になるか
台風・強風で瓦や板金が飛ばされた 対象になりうる(風災補償)
雹(ひょう)や飛来物で破損した 対象になりうる(風災・雹災補償)
コーキングの経年劣化によるひび割れ 対象外(経年劣化)
施工不良が原因 対象外(施工不良)
地震による損傷 対象外(火災保険では原則対象外、地震保険が別途必要)

⚠️ 正直にお伝えします。「保険を使えば無料で直せます」と勧誘してくる業者にはご注意ください。経年劣化を災害だと偽って保険を申請すると、契約者ご本人が保険金詐欺に問われる可能性があります。また、保険の申請はご契約者本人が行うものです。「申請サポート料」として高額な手数料を請求してくる業者にも注意してください。

業者を呼ぶとき|費用の目安と、電話で伝えること

業者に連絡する際は、次の4点を伝えるとスムーズです。

  • いつから雨漏りしているか
  • どこから漏れているか(分かる範囲でOK)
  • 今どんな応急処置をしているか
  • 状況を撮った写真があること

費用の目安は、原因によって幅があります。参考までに、当社の実際の修理費用帯は以下の通りです(詳しくは八尾市の雨漏り修理の記事で解説しています)。

内容 費用目安
コーキング部分補修 1.5〜5万円
外壁シーリング打ち替え(足場込み) 30〜50万円
ベランダ防水(4㎡程度) 10〜30万円
屋根カバー工法 80〜130万円

これらはあくまで目安です。実際の金額は現地調査のうえでの見積りになります。ここに無い工事内容や、複合的な原因の場合は、この価格帯に当てはまらないこともあります。

また、雨漏りは放置するほど工事範囲が広がります。初期段階なら数万円で済む補修も、下地や構造材まで腐食が進むと、解体・補修の範囲が一気に広がり費用も跳ね上がります。早めの相談が結果的に安く済む理由はここにあります。

よくある質問(FAQ)

賃貸で雨漏りしたらどうすればいい?

まずは管理会社・大家さんへの連絡が先です。応急処置として画鋲でビニール袋を留めるなどの作業は、原状回復の観点でトラブルになることがあるため、管理会社に相談してから行ってください。バケツで水を受ける、家具を移動するなどの範囲であれば先に行って問題ありません。

夜中や台風の最中はどうすればいい?

室内でできる応急処置(電気を守る・水を受ける・写真を撮る)だけを行ってください。外に出て屋根や外壁を見に行く作業は絶対にしないでください。命を守ることを最優先にしてください。

雨漏りは自然に直ることはある?

ありません。雨が止んで乾き、シミが目立たなくなったように見えても、水の侵入口自体は残ったままです。次に雨が降れば同じ場所からまた漏れます。

原因が分からないまま業者を呼んでいい?

むしろそれが普通です。「原因が屋根なのか外壁なのか分からない」という状態こそ、プロに調査してもらう理由になります。原因の特定こそが業者の仕事です。

応急処置だけで様子を見てもいい?

短期間であれば応急処置だけで様子を見ても問題ありません。ただし、日付つきの写真記録を続けることと、できるだけ早く点検の予約を入れることは必ず行ってください。放置期間が長くなるほど、下地や構造材への被害が進み、修理範囲・費用が拡大します。

みのりペイントでは、雨漏りの無料診断を行っております。今まさに雨漏りでお困りの方、応急処置後の点検を検討されている方は、お気軽にご相談ください。施工料金についてはこちらのページでご確認いただけます。

雨漏りのことが気になったらお気軽にご相談ください

みのりペイント(大阪市平野区)では、平野区を拠点に大阪南部全域(八尾市・東大阪市・松原市・羽曳野市・柏原市・大東市・堺市など)で外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理を承っております。代表の松本が直接お伺いし、丁寧に診断・ご提案いたします。現地調査・お見積もりは無料です。

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