外壁塗装の工事の流れと期間|契約から完了までの全工程
外壁塗装の工事の流れとは?
外壁塗装の工事は、契約から完了まで通常10日〜2週間程度かかります。契約後、まず近隣への挨拶や足場の組み立てから始まり、高圧洗浄・下地処理・養生・下塗り・中塗り・上塗りと段階を踏んで進行します。各工程を丁寧に行うことで、塗装の仕上がりと耐久性が大きく変わるため、スケジュール通りに進むか、天候による延期はないかを事前に確認しておくことが大切です。
大阪南部のような雨が多い地域では、梅雨時期や台風シーズンは工期が延びやすいため、スケジュールに余裕を持った計画が必要です。この記事では、みのりペイント(大阪市平野区)が実際の現場で行っている工事の流れを、各工程の期間や注意点とともに詳しく解説します。
外壁塗装の全体スケジュール

外壁塗装は一般的に以下のような流れで進行します。工程ごとの日数は天候や建物の状態によって変わりますが、標準的な30坪前後の戸建て住宅の場合、トータルで10日〜14日程度が目安です。
| 工程 | 内容 | 期間 |
|---|---|---|
| 契約・打ち合わせ | 色決め、工程表の確認 | 契約後〜着工前 |
| 近隣挨拶 | 工事開始の事前案内 | 1日目 |
| 足場組み立て | 作業用足場の設置 | 1日目 |
| 高圧洗浄 | 外壁の汚れ・コケ除去 | 2日目 |
| 乾燥 | 洗浄後の水分乾燥 | 3日目(1〜2日) |
| 下地処理 | ひび割れ補修、シーリング打ち替え | 4〜5日目 |
| 養生 | 窓や玄関をビニールで保護 | 6日目 |
| 下塗り | 下塗り塗料の塗布 | 6〜7日目 |
| 中塗り | 仕上げ塗料(1回目) | 8日目 |
| 上塗り | 仕上げ塗料(2回目) | 9日目 |
| 養生撤去・清掃 | ビニールや保護材を外す | 10日目 |
| 足場解体 | 足場の撤去 | 11日目 |
| 最終確認・引き渡し | 施主様と一緒に仕上がりをチェック | 12日目 |
上記は標準的なスケジュールですが、雨天による中断や下地の劣化が想定以上に進んでいた場合は、工期が延びることもあります。
各工程の詳細と期間
1. 契約・打ち合わせ
工事が始まる前に、色の最終決定と工程表の確認を行います。色見本だけでなく、実際の建物に試し塗りをして色を確認できる業者もあります。また、工事中の生活に関する注意事項(洗濯物が干せない日、窓が開けられない日など)もこの段階で共有されます。
契約時には、詳細な見積書と工程表を必ず受け取りましょう。工程表には各作業の予定日が記載されており、進捗管理に役立ちます。
2. 近隣挨拶
工事開始の1日目、または前日に、近隣住宅への挨拶回りを行います。足場組み立ての際には金属音が発生し、高圧洗浄では水しぶきが飛ぶ可能性があるため、事前に工事内容と期間を説明して理解を得ることが大切です。
みのりペイントでは、代表の松本が直接近隣への挨拶回りに同行し、工事スケジュールや連絡先を記載した挨拶状をお渡ししています。
3. 足場組み立て(1日)
外壁塗装は高所作業が中心になるため、建物の周囲に足場を組み立てます。足場がないと塗りムラが出やすく、職人の安全も確保できません。足場の組み立てには半日〜1日かかり、金属パイプを組む音が響くため、近隣への配慮が必要です。
足場を組んだ後は、建物全体を飛散防止ネット(メッシュシート)で覆います。これにより、塗料の飛散や高圧洗浄の水しぶきが周囲に及ぶのを防ぎます。
4. 高圧洗浄(1日)
外壁に付着した汚れ・コケ・チョーキング(粉状の劣化物)を高圧洗浄機で洗い流します。この工程を省略すると、塗料が密着せず、数年で剥がれる原因になります。
高圧洗浄は水を大量に使うため、洗浄後は1〜2日の乾燥期間が必要です。この乾燥期間を短縮すると、塗料が水分を含んで膨れたり、密着不良を起こしたりします。
5. 下地処理(1〜2日)
外壁のひび割れ補修やシーリング(コーキング)の打ち替えを行います。ひび割れをそのままにすると、そこから雨水が浸入して建物内部を傷めるため、下地処理は塗装の品質を左右する重要工程です。
シーリングは窓サッシや外壁の目地に充填されているゴム状の部材で、経年で硬化・ひび割れします。古いシーリングを撤去して新しい材料で打ち替えることで、防水性能を回復させます。
みのりペイントのALC外壁シーリングのこだわりとして、ALC外壁のシーリング打ち替えでは養生テープ(マスキングテープ)をあえて貼りません。養生テープを使わない方が塗装後の見た目が自然で、仕上がりが良いからです。また、施工スピードが速くなり、工期短縮にもつながります。職人の手間が省けるため、工事費用を抑えられる点もお客様にとってメリットです。
6. 養生(半日)
窓や玄関ドア、植木、エアコン室外機などをビニールシートで覆い、塗料が付着しないように保護します。養生がしっかりしていないと、窓ガラスや車に塗料が飛んでしまうため、丁寧な作業が求められます。
養生中は窓が開けられなくなるため、事前に換気や洗濯物の予定を調整しておくと安心です。
7. 下塗り(1日)
外壁に最初に塗るのが下塗り塗料です。下塗りには、外壁と上塗り塗料を密着させる「接着剤」のような役割があります。下塗りを省略すると、上塗りが数年で剥がれるため、必ず行うべき工程です。
下塗り塗料には、外壁の劣化状態に応じて以下のような種類があります。
- シーラー:外壁の吸い込みを抑える下塗り材
- フィラー:ひび割れを埋めて表面を平滑にする厚塗りタイプ
- 微弾性フィラー:ひび割れ追従性が高く、モルタル外壁によく使われる
下塗りが乾くまでには4〜6時間程度かかるため、天候や気温によっては翌日に持ち越すこともあります。
8. 中塗り(1日)
下塗りが完全に乾いたら、仕上げ塗料(上塗り塗料)の1回目を塗ります。これを「中塗り」と呼びます。仕上げ塗料を2回塗るのは、塗膜の厚みを確保して耐久性を高めるためです。
中塗りと上塗りは同じ塗料を使うことが一般的ですが、塗りムラを防ぐために、中塗りと上塗りで色を微妙に変える業者もあります(例:中塗りをやや薄い色にして、上塗りで本来の色に仕上げる)。
中塗りの乾燥時間は塗料の種類によって異なりますが、4時間〜1日程度が目安です。
9. 上塗り(1日)
中塗りが乾いたら、最後に上塗り(仕上げ塗料の2回目)を行います。上塗りが完了すると、外壁塗装の塗装工程はほぼ終了です。
上塗りは外壁の「顔」になる部分なので、塗りムラや塗り残しがないか、職人が細かくチェックしながら作業します。
10. 養生撤去・清掃(半日)
上塗りが乾いたら、窓やドアに貼った養生ビニールを剥がし、塗料の飛沫や汚れを清掃します。この段階で塗り残しや仕上がりの不具合がないかを確認します。
11. 足場解体(1日)
全ての塗装が完了したら、足場を解体します。足場を外すと、ようやく仕上がりの全体像が見えるようになります。
足場解体時も金属音が発生するため、近隣への配慮が必要です。
12. 最終確認・引き渡し(半日)
施主様と一緒に仕上がりを確認し、問題がなければ工事完了となります。みのりペイントでは、松本が最終確認に立ち会い、塗り残しや仕上がりの不備がないかを一緒にチェックします。
また、保証書や使用した塗料の缶をお渡しし、今後のメンテナンスについてもアドバイスします。
大阪の気候が工期に与える影響

大阪南部(八尾市・東大阪市・松原市・羽曳野市・柏原市など)は、梅雨時期(6月〜7月)と台風シーズン(9月〜10月)に雨が多く、外壁塗装の工期が延びやすい地域です。
塗装工事は雨天時には作業できないため、以下のような影響が出ます。
| 気候条件 | 工事への影響 |
|---|---|
| 雨天 | 塗装作業は中止。乾燥待ちが延びる |
| 湿度85%以上 | 塗料の乾燥が遅れ、仕上がりが悪化 |
| 気温5℃以下 | 塗料が硬化せず、施工不可 |
| 強風 | 塗料の飛散リスクが高まり、作業中止の場合も |
大阪で外壁塗装を行うベストシーズンは、春(3月〜5月)と秋(10月〜11月)です。この時期は比較的天候が安定しており、工期の遅れが少なくなります。
梅雨時期や真夏に工事を予定する場合は、余裕を持ったスケジュールを組むことが大切です。
工事期間中の生活で注意すること
外壁塗装の工事中は、以下のような生活上の制限が発生します。
- 窓が開けられない日がある
養生中や塗装中は窓を開けられません。換気扇やエアコンで空調を調整する必要があります。 - 洗濯物が外に干せない
塗料の飛沫や臭いが付く可能性があるため、室内干しや乾燥機を使いましょう。 - 車を移動する必要がある
足場や高圧洗浄の際、車に塗料や水が飛ぶ可能性があります。事前に駐車場所を確認しておきましょう。 - 職人が敷地内に出入りする
工事期間中は職人が毎日出入りします。貴重品の管理や、庭の植木鉢などの移動を事前に済ませておくと安心です。
これらの制限は工程表で事前に確認できるため、工事開始前に業者と細かく打ち合わせしておくことが大切です。
よくある質問(FAQ)
Q1. 外壁塗装の工事期間は何日くらいですか?
30坪前後の戸建て住宅の場合、10日〜14日程度が一般的です。ただし、雨天による中断や下地の劣化状態によっては、工期が延びることもあります。大阪南部の梅雨時期や台風シーズンは、余裕を持ったスケジュールを組むことをおすすめします。
Q2. 工事中も家に住み続けられますか?
はい、住みながら工事を行うことができます。ただし、窓が開けられない日や、洗濯物が外に干せない日があるため、工程表を確認して生活スケジュールを調整してください。
Q3. 雨が降ったら工事はどうなりますか?
雨天時は塗装作業を中止します。高圧洗浄や下地処理は小雨程度なら可能ですが、塗装工程は完全に晴れている日でないと施工できません。雨で工期が延びた場合、追加費用は発生しないのが一般的です。
Q4. 足場は必ず必要ですか?
はい、2階建て以上の住宅では足場が必須です。足場なしで塗装すると、塗りムラが出やすく、職人の安全も確保できません。足場の費用は工事全体の約20%を占めますが、品質と安全のために欠かせない工程です。
Q5. 工程表と実際の進行が違う場合はどうすればいいですか?
天候や下地の劣化状態によって、工程が前後することはあります。ただし、説明なしに工程が大幅に変更される場合は注意が必要です。信頼できる業者であれば、工程の変更理由を丁寧に説明してくれます。不明点があれば、遠慮せずに質問しましょう。
まとめ
外壁塗装の工事は、契約から完了まで10日〜2週間程度かかります。各工程を省略せずに丁寧に行うことで、塗装の仕上がりと耐久性が大きく変わります。大阪南部のように雨が多い地域では、春や秋に工事を予定すると、工期の遅れを最小限に抑えられます。
工事中は生活に一定の制限が出ますが、工程表を事前に確認し、業者と細かく打ち合わせしておけば、スムーズに工事を進められます。
外壁塗装をご検討の際は、詳細な見積書と工程表を提示してくれる業者を選び、安心して工事を任せられる体制を整えましょう。
外壁のことが気になったらお気軽にご相談ください
みのりペイント(大阪市平野区)では、平野区を拠点に大阪南部全域(八尾市・東大阪市・松原市・羽曳野市・柏原市・大東市・堺市など)で外壁塗装・屋根塗装を承っております。代表の松本が直接お伺いし、丁寧に診断・ご提案いたします。現地調査・お見積もりは無料です。













