寝屋川市明徳|築16年モルタル外壁をベージュから茶系へ|外壁の色を変えて失敗する人の共通点


「思い切って変えたいんです。でも、失敗したくなくて」
寝屋川市明徳のお客様が、最初の打ち合わせでそうおっしゃいました。築16年、ベージュ一色のモルタル外壁。もう十数年見慣れた色で、ご本人いわく「悪くはないけれど、代わり映えしない」。奥様は前々から濃い茶色にしたいと思っていて、ご主人は「そんなに大きく変えて、変な家になったらどうする」と気が進まない。ご相談の入口は、劣化の話ではなく色の話でした。
外壁の色を大きく変えることに、不安を感じない方はほとんどいません。塗り替えは10年に一度あるかないかの買い物で、しかも仕上がりを見られるのは足場を解体したあと、つまり全部終わってからです。試着ができない。返品もできない。だから「変えたい」と「怖い」が同時に立ち上がる。この記事は、その怖さの中身を分解する話です。
実際にどんな失敗が起きるのか。塗ったあとで「思っていたのと違う」となったらどうなるのか。そして今回、寝屋川市明徳のお家をベージュから濃い茶色へ振り切るまでに、私たちが何を確認し、工事の中身をどう変えたのか。全部お伝えします。
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工事の基本情報
| エリア | 大阪府寝屋川市明徳 |
|---|---|
| 築年数 | 16年 |
| 外壁 | モルタル(リシン吹付) |
| 屋根 | スレート瓦 |
| 施工内容 | 外壁塗装/屋根塗装/付帯部塗装(雨どい・水切り・シャッターボックス)/シーリング工事/門柱のツタ撤去 |
| 使用材料 | 外壁:スーパーラジカルシリコンGH(アステックペイント)/屋根:ファインパーフェクトベスト(日本ペイント) |
| 色 | 外壁:ベージュ → 濃い茶色/屋根:コーヒーブラウン |
| 工期 | 18日間 |
| 保証年数 | 外壁・屋根ともに5年 |
| 参考価格 | 132万円前後(税込) |
※参考価格は、同等の内容を現在の価格でお見積りした場合の目安です。建物の大きさ、外壁の劣化状態、足場の掛けやすさによって金額は変わります。
外壁の色を変えて「失敗した」と感じるのは、どんなときですか?

塗り替えのご相談で「色で失敗した」という話を聞くとき、その中身はだいたい五つのどれかに当てはまります。派手な大失敗というより、小さなズレの積み重ねで「なんだかしっくりこない家」になってしまうケースがほとんどです。
色見本と違って見えるのは、なぜですか?
いちばん多いのがこれです。手のひらに乗るくらいの色見本で「これ」と決めた色が、家一軒に塗り上がると別物に見える。理由は面積効果と呼ばれる目の性質で、同じ色でも面積が広くなると、明るい色はより明るく、濃い色はより濃く感じられます。
今回のお客様が最初に気に入っていた茶色も、小さなチップで見ているぶんには「ちょうどいい濃さ」でした。ところが大きめの塗り板を作って外壁に立てかけてみると、ご主人が「これは思ったより黒いな」と言われた。結果として、選ばれたのはもう一段だけ明るさを残した茶色です。チップのままで決めていたら、たぶんそのまま塗って、足場が外れてから気づいていました。
室内で選んだ色が、屋外だと違って見えるのはなぜですか?
光が違うからです。室内の照明の下と、屋外の自然光の下では、同じ塗料が驚くほど違う顔をします。とくに茶色やグレーのような中間色は、照明の色味に引っ張られて、室内では赤っぽく、屋外では黄色っぽく見えたりします。
加えて、屋外の光は一日じゅう変わり続けます。朝の柔らかい光、真昼の強い日差し、夕方の傾いた光、そして曇りの日。色見本を見せていただくとき「持ち帰って、家の壁に当てて、朝と夕方に見てください」とお願いしているのは、この振れ幅を先に体験していただくためです。曇りの日の見え方が受け入れられる色なら、たいてい大丈夫です。
外壁だけ決めて付帯部を後回しにすると、何が起きますか?
これは見落とされがちな失敗です。外壁の色は時間をかけて選んだのに、雨どい・破風・水切り・シャッターボックスといった付帯部の色を「今までと同じで」と流してしまう。すると、新しい外壁と古い配色の付帯部がちぐはぐに残ります。
ベージュから濃い茶色のように大きく振る場合はとくに顕著です。ベージュの壁に合わせて選ばれていた白っぽい雨どいは、濃茶の壁の前では線がくっきり浮き上がって、意図しないコントラストになります。今回は外壁の色を決めた時点で、雨どい・水切り・シャッターボックスの色まで一度に決めました。壁と同系の落ち着いた色に寄せることで、面の切り替わりを目立たせない方向です。
街並みから浮いてしまうのは、どんなときですか?
敷地の中だけで色を決めたときです。塗り板を玄関前に置いて眺めると、その色は背景のない状態で判断されます。でも実際に建つと、両隣の外壁、向かいの家、道路、電柱、空。全部が背景になります。
寝屋川市明徳のこのお家は、両隣も向かいも明るい系統の外壁でした。そこに濃い茶色が入るので、当然ながら目立ちます。それが「引き締まって見える」になるのか「一軒だけ浮いている」になるのかは、濃さと艶の加減次第です。塗り板は玄関先ではなく、道路の反対側まで下がって、隣家と同じ視野に入れた状態で見ていただきました。判断の場所を変えるだけで、印象はかなり変わります。
濃い色にしたら重すぎた、と感じるのはなぜですか?
濃い色は、面積が広いほど重量感が増します。二階建てで、しかも外壁の面が大きく取られている建物ほど、濃色は塊として迫ってきます。「引き締まった外観にしたい」という狙いが、塗り上がると「圧が強い」に転ぶことがある。
今回のお家には、二階の妻壁にレンガ調のタイル面があります。ここは塗装しない部分なので、濃い茶色の壁とレンガ調が並ぶことになる。この既存の要素があるおかげで、面が分割されて重さが逃げると読みました。逆に、こういう逃がしどころのない総二階の建物で濃色に振る場合は、もう一段明るい色をご提案することが多いです。
艶の強さまで考えていましたか?
色は決めたのに艶を決めていない、というのも意外に多いパターンです。同じ茶色でも、艶あり・七分艶・三分艶・艶消しで見え方はまるで違います。艶が強いほど光を反射するので、晴れた日は色が締まって濃く見え、曇りの日はのっぺりと沈む。艶を落とすと落ち着いた質感になりますが、そのぶん汚れがわずかに引っかかりやすくなります。
とくに濃い色は艶の影響を受けやすく、艶ありの濃茶は想像以上に光ります。今回のお家は道路に対して南向きに面が開いていて、日中はしっかり日が当たる立地でした。艶を最大まで振ると照り返しが強くなりすぎると判断し、少し抑えた仕上がりでご提案しています。塗り板を作るときは、色だけでなく艶の段階も揃えて作ってください。色見本帳の紙は艶の再現ができないので、ここでもチップだけの判断は危ういです。
塗ってから「思っていたのと違う」と気づいたら、塗り直せますか?

ここは正直に書きます。塗り直しは、できないわけではありません。ただ、現実的な選択肢とは言いがたいです。
塗り直しには、何が必要になりますか?
外壁を塗るには足場が要ります。塗り上がりを確認できるのは足場を解体したあとですから、そこで「違った」となれば、もう一度足場を組むところからやり直しです。足場の設置と解体は、外壁塗装の工程のなかでも決して小さくない部分を占めます。
さらに、塗り直しは既存の塗膜の上に新しい色を乗せる作業になります。濃い色から明るい色に戻す場合は、下の色を隠しきるまで塗り重ねる必要があり、塗る回数が増えます。工期も、最初の工事と同じかそれ以上かかると考えていただくのが妥当です。つまり、足場から塗料から手間まで、工事がまるごともう一度発生する構造になっています。
部分的に塗り直すことはできませんか?
「気になる面だけ」という発想は自然ですが、これも難しいところがあります。同じ塗料・同じ色でも、塗った時期が違えば、乾いたあとの艶の残り方や表面の状態にわずかな差が出ます。一面だけ塗り直すと、その差が境界線として見えてしまうことがある。結局は建物全体を塗り直すほうがきれいに収まる、という判断になりがちです。
保証で塗り直してもらえますか?
ここも誤解の多いところなので、はっきり書いておきます。塗装工事の保証が対象にしているのは、塗膜の膨れ・剥がれ・著しい変色といった、施工や材料に起因する不具合です。今回のお家も外壁・屋根ともに5年の保証をお付けしていますが、これは「塗った膜がちゃんと持つこと」に対する保証であって、色の好みは対象になりません。
ご希望どおりの色で、指定どおりの材料で、規定の回数を塗った結果として仕上がった外壁は、たとえお客様が「思っていたのと違う」と感じられても、工事としては正常です。だからこそ、色の決定はお客様と私たちの共同作業になります。「お任せします」と言われても、こちらだけで決めることはしません。必ず塗り板を見ていただき、承諾をいただいてから発注に進みます。
だから「決める前」に時間をかけます
塗り直しが重い、という事実は、裏を返せば「決める前の時間はいくらかけても割に合う」ということです。塗り板を追加で作る、日を改めてもう一度見ていただく、家族全員がそろう日曜日まで待つ。これらにかかるのは数日から一、二週間の時間だけで、費用は発生しません。
今回のお客様は、最初のご相談から色が確定するまでにおよそ三週間かけられました。長いと感じられるかもしれませんが、これから10年以上毎日目にする色です。私たちのほうから急かすことはしません。色の決め方そのものについては、松原市大堀の事例で色の決め方を段階に分けて解説した記事がありますので、手順を知りたい方はそちらをご覧ください。この記事では、決めたあとに起きることのほうを中心にお伝えします。
色を変える前に、建物の状態は確認しましたか?
色の話ばかり書いてきましたが、塗装工事の目的の半分は下地を守ることです。ここを飛ばして色だけ決めると、別の意味での失敗になります。
リシン吹付の外壁は、どんな状態でしたか?
このお家の外壁はモルタルにリシンを吹き付けたもので、表面が細かくざらついています。この凹凸は汚れを抱え込みやすく、築16年ともなると表面の塗膜の防水性はほとんど残っていませんでした。壁が湿気を吸い込むようになると、ひび割れの入り口になりますし、湿気が内部側へ回る原因にもなります。

また、外壁とサッシの取り合いのシーリングも痩せていました。一戸建てで雨水が入るのは、こうした異なる素材どうしの継ぎ目からというケースが多い。塗装の前にサッシ廻りのシーリングを打ち直して、雨の通り道を先に塞いでいます。
シーリング工事はまず、サッシ側にマスキングテープを貼るところから始まります。ラインをまっすぐ出すためで、ここが曲がると仕上がり全体がだらしなく見えます。次に下地とシーリング材の密着を良くするプライマーを塗布し、専用のガンで新しい材料を充填。最後にヘラで均してテープを剥がします。工程だけ書くと単純ですが、外壁の色を大きく変える現場では、このラインが濃い壁の中で目立つようになるという事情もあります。淡い色の壁のときは気にならなかった継ぎ目が、濃色になると影として浮くのです。



スレート屋根の状態はどうでしたか?
屋根はドローンを飛ばして確認しました。スレート瓦は一枚一枚が薄くて軽く、建物への負担が少ない屋根材ですが、そのぶん表面の塗膜が切れると素地がむき出しになります。今回も色褪せが進んでいて、外壁と同じタイミングでの塗装が妥当な状態でした。


外壁の色を大きく変えるとき、屋根を触らずに残すと、新しい壁の色と古びた屋根の対比が思いのほか気になります。今回は屋根も同時に塗ることが決まっていたので、壁の茶色と屋根のコーヒーブラウンを並べて考えることができました。
洗浄と、門柱のツタ撤去
塗装に入る前に高圧洗浄をします。今回は屋根も塗るので、屋根から先に、上から下へ。洗った箇所は白っぽく変わっていくので、劣化した旧塗膜と汚れが落ちているのが目で見てわかります。続いて外壁を2階から1階の順に洗いました。外壁の洗浄は吹き返しの水しぶきをまともに浴びる作業で、この時期は正直かなり冷えます。




洗浄が甘いまま塗ると、汚れの上に塗膜を乗せることになり、密着せずに早期の剥がれにつながります。洗ったあとにしっかり乾かす時間を取ることも同じくらい大事です。色を変える現場では、旧色の粉っぽさ(チョーキング)が残っていると新しい色の発色まで鈍るので、余計に手を抜けません。
このお家では、門柱にツタが繁殖していて、ポストも表札も見えないほどでした。門柱も塗装のご依頼をいただいていたので、まずツタを撤去します。ただ引き剥がすだけでは吸盤のような痕がびっしり残るため、バーナーで炙って焼き落としてから磨きました。地味ですが、ここが残っていると門柱だけ汚れて見えて、せっかく壁をきれいにした意味が薄れます。


色を大きく変えると、工事の中身はどう変わりますか?

下地の色が透けることはありませんか?
ベージュから濃い茶色のように大きく振ると、下地の色が新しい色の下から透けてくる「透け」のリスクが上がります。とくにリシンのような凹凸のある面は、凹んだ部分に塗料が回りきらず、乾いたあとに旧色が点々と残ることがある。
今回は下塗りにフィラーを使いました。フィラーは細かなひび割れを埋めながら下地を整える材料で、塗ると外壁が全体的に白くなります。この「一度白に戻す」工程があるおかげで、上に乗せる茶色が下地の影響を受けにくくなります。凹凸の奥まで材料が入るよう、圧をかけながら塗り込んでいます。




塗り回数は増えますか?
外壁は下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが基本で、今回もその通りです。ただし色を大きく変える場合は、中塗りの段階で色が均一に出ているかを普段以上に見ます。塗り残しや薄い部分があると、上塗り一回では隠しきれないことがあるからです。
中塗りと上塗りは同じ材料・同じ色を使います。同じ色を二度塗るのは無駄に思われるかもしれませんが、一度目で色を作り、二度目で膜の厚みを確保するという役割分担があります。淡い色から濃い色へ振る現場では、状況によって塗り重ねを追加することもあります。

屋根と付帯部はどうしましたか?
屋根も3回塗りです。1回目のシーラーは無色なので色は付きませんが、劣化した瓦が吸い込むぶん、元の色より濃く沈んで見えます。そのあとファインパーフェクトベストのコーヒーブラウンで中塗り・上塗りを重ねました。




付帯部は雨どい・水切り・シャッターボックスです。鉄部にはまず錆止めを入れてから、2回塗り重ねます。面積が小さいぶん小さめのローラーで塗るので、見た目以上に時間と手間がかかる工程です。ここを丁寧にやるかどうかが、足場を外したあとの印象を大きく左右します。





18日間という工期は、何にかかっていますか?
今回の工期は18日間でした。内訳をざっくり言うと、足場の設置、シーリングの打ち直し、高圧洗浄とその乾燥、養生、外壁の3回塗り、屋根の3回塗り、付帯部の2回塗り、タッチアップと清掃、そして足場の解体です。
このうち、色を大きく変えることで伸びるのは主に塗装の日数です。中塗りの色ムラを確認する時間、上塗り後に一度離れて全体を見る時間、必要なら塗り重ねを追加する時間。淡い色から淡い色への塗り替えなら流せるところを、濃色へ振る現場では一度立ち止まって確認します。「早く終わらせてほしい」とご要望をいただくことはありますが、この確認だけは削らないようにしています。塗り直しが重い工事である以上、確認は安いのです。
また、塗装は天候にも左右されます。雨の日や湿度が極端に高い日は塗れませんし、洗浄後の乾燥にも時間が要ります。工期は日数そのものより「乾燥をきちんと待てているか」で見ていただくのが実態に近いです。

失敗を減らすために、お客様にお願いしていること
手順を細かく並べるより、実際にお願いしているのはこれだけです。
- 塗り板は大きめに作る/カタログのチップではなく、実際に塗る塗料でA4以上の板を作ります
- 屋外で、建物に当てて見る/室内の照明の下では判断しません
- 時間帯を変えて、最低2回見る/晴れた日と曇った日、朝と夕方
- ご家族全員がそろう日に見る/あとから「聞いてない」が出るのを防ぎます
- 道路の反対側まで下がって、隣近所と一緒の視野で見る
五つとも、お金ではなく時間で解決できることです。そしてこの五つをやったうえで決めた色で「失敗した」と言われたことは、今のところありません。
「変えない」という選択もあります

ここまで色を変える話を書いてきましたが、既存とほぼ同じ色で塗り直す、という選択も立派な答えです。
塗装工事の主目的は建物を守ることですから、色を変えなくても工事の価値は何も減りません。「今の色が特別好きというわけではないが、嫌でもない」という方は、無理に変える理由がない。実際、ご家族で意見が割れて折り合いがつかないとき、私たちは「今回は同系色でまとめて、次回の塗り替えで考えませんか」とご提案することがあります。
変えないことは、逃げでも妥協でもありません。10年後にまた考える機会は必ず来ます。今回の寝屋川市明徳のお客様は、三週間かけて話し合ったうえで「変える」と決められました。その決め方だからこそ、塗り上がりを見たときに納得できたのだと思います。
仕上がりと、工事を終えて
工期は18日間。外壁・屋根ともに5年の保証をお付けしています。足場を解体した日、お客様は道路の反対側まで下がって、しばらく黙って眺めておられました。それから「思ってたより落ち着いてますね」と。
「派手になったらどうしようとずっと思ってたんですけど、こうやって見ると、隣の家とも喧嘩してない。塗り板を道路の向こうから見せてもらったとき、あ、大丈夫やなと思ったんですよ」
最初の打ち合わせで「思い切って変えたいけど、失敗したくなくて」とおっしゃった方の言葉です。失敗しない魔法はありません。ただ、失敗する経路はある程度わかっています。小さな見本で決めない、室内で決めない、付帯部を後回しにしない、敷地の中だけで判断しない、家族の誰かが見ていない状態で決めない。この五つを外さないだけで、後悔の確率はかなり下がります。
そして、塗り直しが現実的でないからこそ、決める前の時間は惜しまないでください。私たちも急かしません。相見積もりを取っておられる段階でも、まだ他社さんと比較中でも、塗り板は作りますし、色のご相談だけでも構いません。今回のお客様も、一括見積もりのサイトを使って複数社から見積もりを取られていて、金額だけでは決めきれずにいた状態からのご相談でした。最終的に選んでいただけたのは、金額よりも工事の中身を見ていただけたからだと思っています。
よくあるご質問
家族で色の意見が分かれたときは、どうやって決めればいいですか?
多数決ではなく、絞り込みで決めることをおすすめしています。まず「これは絶対に嫌」という色を各自が挙げて、それを候補から外していく。好きな色を主張し合うと平行線になりますが、嫌な色を消していくと自然に共通の残りが見えてきます。それでも割れる場合は、家全体で一色に決めきらず、面を分けるという方法もあります。どうしても折り合わないときは、無理に決めず今回は同系色で塗り直し、次回の塗り替えで再検討するのも現実的な判断です。
カラーシミュレーションの画像だけで決めても大丈夫ですか?
方向性を絞る道具としては有効ですが、最終決定は塗り板で行ってください。シミュレーションは画面やプリンタの発色に左右されますし、実際の外壁が持つ凹凸や艶が再現されません。とくにリシンやスタッコのような凹凸の大きい壁は、影の出方で実物のほうが濃く見えます。シミュレーションで3つくらいまで絞り、その候補を塗り板にして屋外で見比べる、という順番が失敗しにくいです。
工事が始まってから色を変更することはできますか?
タイミング次第です。下塗りの段階までであれば変更できることが多いですが、中塗りに入って色が乗り始めた段階からは、塗料の発注や乾燥の工程が絡むため難しくなります。塗料はメーカーに調色を依頼して現場に届く材料なので、着工後の変更は工期にも影響します。迷いが残っている場合は、着工日を延ばしてでも色を確定させてから始めるほうが結果的に良い方向に進みます。
塗り上がった直後に「濃い」と感じました。しばらくすると印象は変わりますか?
変わります。ただし期待されるほど劇的ではありません。塗りたては塗膜の艶が最も強く出るため、光を反射して色が締まって見えます。数か月から一年ほどかけて艶が落ち着くと、同じ色でも少し柔らかい見え方になります。また、毎日目にすることで単純に見慣れる部分も大きいです。とはいえ「濃すぎたものが淡くなる」ということではないので、濃さそのものは塗る前に決めきっておく必要があります。
近隣に色の相談や事前のお知らせは必要ですか?
相談までは不要ですが、着工前のご挨拶は必ず行っています。足場の設置音、高圧洗浄の水しぶき、塗料の臭いなど、どうしてもご近所にご負担がかかるためです。その際「今回、外壁の色を変えます」と一言添えておくと、後々のやり取りが穏やかになります。景観に関する取り決めがある地域では色に制限がかかる場合もあるので、そうした地域かどうかは事前にこちらで確認します。
寝屋川市・大阪府下で色替えをお考えの方へ
みのりペイントは大阪市平野区を拠点に、寝屋川市を含む大阪府下で外壁塗装・屋根塗装を行っています。色を変えるかどうかで迷っている段階、まだ工事の時期を決めていない段階でのご相談でも構いません。
お家の写真を送っていただければ、外壁と屋根の状態を無料で診断したうえで、その建物で色を大きく変えたときにどう見えるか、どこに注意が要るかを具体的にお伝えします。塗り板の作成も無料です。決めるまでの時間は、いくらかけていただいても構いません。
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