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平野区のモルタル外壁塗装|下町の築古住宅に多いひび割れ補修・弾性塗料・費用相場【2026年】

「うちの外壁、よく見るとヒビが入っている気がする」「築30年を超えて、そろそろモルタルの壁が心配」——平野区で長く暮らしてきたお宅ほど、こうした不安を抱えていらっしゃいます。平野郷をはじめとする下町には、モルタル外壁の築古住宅がとても多く、隣の家との距離が近いという土地柄もあって「どう手を付けたらいいのか分からない」という声をよく伺います。

結論からお伝えします。モルタル外壁のひび割れ(クラック)は、種類さえ正しく見極めて適切に補修し、そのうえでひび割れに追従する弾性塗料で仕上げれば、再発を抑えながら建物を長持ちさせられます。逆に、ひびを埋めずに上から塗るだけ・下塗りを省くといった手抜きをすると、数年でまたヒビが浮き出てきます。この記事では、平野区拠点のみのりペイント(自社施工・塗装歴20年の代表 松本が診断)が、平野区の下町ならではの事情を踏まえて、モルタル外壁塗装の見極めと段取りを、加美東の戸建ての実際の施工写真とともに具体的に解説します。

平野区加美東の戸建て 現地調査の様子
平野区加美東の戸建て|現地調査(工程:現地調査)

平野区にモルタル外壁の築古住宅が多い理由

サイディング(板状の外壁材)が普及する前、日本の戸建て外壁の主流はモルタルでした。セメントと砂を水で練った材料を、金網(ラス)を張った下地の上に左官職人がコテで塗り付けていく工法です。目地がなく継ぎ目のない仕上がりになり、意匠の自由度が高いのが特徴です。

平野区は、平野郷という歴史ある町並みを持つ下町であると同時に、喜連・瓜破・長吉といった住宅地が広がるエリアでもあります。築30〜40年を超える戸建てが多く残っており、その多くがモルタル外壁です。だからこそ、平野区では「モルタルのひび割れをどうするか」が外壁塗装の最大のテーマになりやすいのです。

平野区は大阪府のほぼ中央、大阪市の東南部にあり、東は八尾市、西は東住吉区、南は松原市、北は生野区・東大阪市に接する完全な内陸です。海(大阪湾)に面しておらず、沿岸からおおむね十数km内陸に位置します。塩害は本来「海に近い沿岸部の問題」ですから、平野区は塩害地域には該当しません。塩害を過度に心配する必要はない一方で、平野区特有の「幹線道路と町工場による汚れ」や「築古モルタルのひび割れ」には、しっかり向き合う必要があります。

ヘアークラックと構造クラックの見分け方

平野区のモルタル外壁塗装|下町の築古住宅に多いひび割れ補修・弾性塗料・費用相場【2026年】 図解

モルタル外壁のひび割れは、大きく2種類に分けて考えます。放っておいてよいものと、放置すると雨水が入って建物内部を傷めるものがあり、この見極めが最初の関門です。

種類 幅の目安 主な原因 危険度
ヘアークラック(髪の毛状の細いひび) おおむね0.3mm未満 塗膜の経年劣化、乾燥収縮など表層の動き 低〜中(塗装で対応できることが多い)
構造クラック(幅の広い深いひび) おおむね0.3mm以上/深さがある 下地や躯体の動き、地盤・地震・建物の歪みなど 高(雨水浸入・内部劣化のリスク)

ヘアークラックは、塗膜の表面に生じる細く浅いひびで、髪の毛のように見えることからこう呼ばれます。多くは表層の劣化によるもので、下地補修と適切な塗装で対応できることが多いひびです。

一方の構造クラックは、幅が広く、指で触ると段差を感じたり、奥まで達していたりします。壁の内部(下地・躯体)が動いていることが原因のこともあり、そこから雨水が浸入すると、内部の木部を腐らせたり、ラス網を錆びさせたりと、見えないところで建物を蝕みます。放置がいちばん危険なのはこのタイプです。

平野区は内陸で塩害はありませんが、上町断層帯に近く、大阪市の地震被害想定では上町断層帯地震で平野区はおおむね震度6弱(一部6強)が想定されています。地震のたびに外壁には力がかかり、目地の破断やクラックが生じ得ます。地震前後の外壁点検と、ひび割れに追従する弾性的な仕上げが有効なのは、こうした背景があるからです。

見分けに自信がないときは、無理に自己判断しないでください。幅0.3mmは肉眼では判断が難しく、細く見えても奥が深い「危険なひび」の場合があります。みのりペイントは外壁診断士・雨漏り健診アドバイザーの資格を持つ代表が現地で診断し、クラックの幅・深さ・分布を確認したうえで、補修方法をご提案します。

クラック補修+塗装の一般的な流れ

モルタル外壁の塗装は「塗る」前の下地づくりで仕上がりと寿命が決まります。みのりペイントの差別化の核は、当たり前の工程を全部きちんとやることです。世の中には、下塗りを省く・ひびを埋めずに上塗りだけする・塗料をすり替えるといった手抜きが少なくありません。お客様には違いが分からず、しばらく何も起きないためバレないことも多い——だからこそ「省かないこと」が最大の差別化になると考えています。

平野区加美東の戸建て 下地補修・シーリングの様子
平野区加美東の戸建て|下地補修・シーリング(工程:下地補修)

① 現地調査・診断

まず外壁全体を確認し、クラックの種類・分布、チョーキング(触ると白い粉がつく劣化)、モルタルの浮きや欠損、付帯部の傷みを診断します。ここで補修方針と塗料の方向性を決めます。

② 高圧洗浄

長年の汚れ・チョーキング・旧塗膜の脆い部分を洗い流します。ここを丁寧にやらないと、上に塗った塗料が密着せず剥がれの原因になります(下町での洗浄の注意点は後述します)。

③ クラック補修・下地補修

ひびの種類に応じて補修方法を変えます。細いヘアークラックは主にフィラー(下塗り材)で目を埋めて処理し、幅のある構造クラックはひびに沿ってカット(Uカット・Vカット)して専用のシーリング材を充填し、段差を平らに均してから塗装に移ります。ひびを埋めずに塗るのと、正しく補修してから塗るのとでは、数年後の状態がまったく違います。

平野区加美東の戸建て 下地補修・シーリング処理の様子
平野区加美東の戸建て|下地補修・シーリング(工程:下地補修)

④ 下塗り(省かない)

下地と上塗り塗料を密着させる、いわば接着剤の層です。ここを省くと、どれだけ良い上塗りを使っても早期に剥がれます。みのりペイントは下塗りを絶対に省きません。

⑤ 中塗り・上塗り(2回塗り)

規定の塗布量を守って重ねます。塗料をちょろまかさず、メーカー規定どおりに使うことで、はじめて塗料本来の耐候年数が発揮されます。

平野区加美東の戸建て 外壁塗装の様子
平野区加美東の戸建て|外壁塗装(工程:外壁塗装)

⑥ 付帯部塗装・点検・完了

軒天・破風・雨樋などの付帯部を塗り、最後に自社で仕上がりを点検してお引き渡しします。みのりペイントは10年保証をお付けしています。

なお、モルタルの補修跡がどの程度目立たなくなるか、次の塗り替えまでの期間がどれくらいかは、ひびの状態・下地の傷み具合・使う塗料のグレードによって変わります。一律の年数を断定せず、診断の結果に基づいてご説明します。塗料は、土地柄よりもお客様の予算・ライフプランに合わせて、通常はラジカル制御塗料やフッ素塗料などから選んでいただくのが基本です。

再発を防ぐ「弾性塗料」という選択

平野区のモルタル外壁塗装|下町の築古住宅に多いひび割れ補修・弾性塗料・費用相場【2026年】 図解

モルタルは、乾燥収縮や気温差、建物のわずかな動きによって、どうしてもひびが入りやすい素材です。せっかく補修しても、硬い塗膜で仕上げると、下地が動いたときに塗膜がそれについていけず、同じ場所からまたひびが出てきます。

そこで有効なのが弾性塗料です。弾性塗料はゴムのように伸び縮みする塗膜を作るため、細かなひび割れの動きに追従(ついしょう)し、ヘアークラック程度の動きなら塗膜が割れずに追いかけてくれます。これが「ひび割れの再発を抑える」仕組みです。

項目 弾性塗料が向くケース 注意点
対象 ヘアークラックが出やすいモルタル外壁 幅の広い構造クラックは、まず適切な補修が前提
効果 細かなひびに追従し再発を抑える 下地の状態によっては弾性が不向きな場合もある
仕上げ 意匠に合わせて選定 診断のうえで最適な工法を選ぶことが重要

ただし、弾性塗料が万能というわけではありません。すでに大きく動いている構造クラックや、下地そのものが傷んでいる場合は、弾性塗料を塗る前の補修と下地づくりがより重要になります。「弾性塗料さえ塗れば安心」ではなく、診断→適切な補修→下地→弾性的な仕上げという順序があってはじめて再発を抑えられる、とお考えください。どの塗料・工法が最適かは建物ごとに異なりますので、現地診断のうえでご提案します。

下町の隣家が近いモルタルで、高圧洗浄はここに注意

平野区の下町は、隣の家との距離が近い密集地が多いエリアです。モルタル外壁の塗装では最初に高圧洗浄を行いますが、この工程は水しぶきや汚れが飛びやすく、ご近所への配慮が最もものを言う場面です。ここで手を抜くと、仕上がりが良くても近隣トラブルになりかねません。

平野区加美東の戸建て 高圧洗浄の様子
平野区加美東の戸建て|高圧洗浄(工程:高圧洗浄)

みのりペイントの密集地での実際の段取りはこうです。

  • 着工3日前までに、工事案内チラシと粗品を近隣へ配布します。
  • 高圧洗浄の前日には、飛散が考えられるお宅へ必ずご挨拶に伺い、許可が必要な箇所は許可をいただいてから作業します。
  • 工事期間中は、防犯と飛散の観点から窓を開けないようお客様・近隣にご案内します。
  • 足場の設置・解体時に車が邪魔になりそうなお宅にも、事前にお声かけします。
  • 梅雨や雨天・雨予報の日は塗装しません。無理に工期を詰めて品質を落とすことはしません。

足場には塗料・洗浄水・粉じんの飛散や落下を防ぐメッシュシート(飛散防止ネット)を設置します。これは近隣配慮を「見える形」にするだけでなく、建築基準法施行令にも関わる安全上の措置です。密集地での高圧洗浄は、機械の性能よりも「どこまで近隣に気を配れるか」で差が出ます。地元・平野区に拠点を置き、拠点は加美南5-1-14。何かあれば当日中に駆けつけられる距離感でお付き合いできるのが、地域密着ならではの強みです。

密集地の足場や隣地対応については、平野区の密集地・狭小地での足場と近隣対応の記事で詳しく解説しています。なお、敷地に余裕がなく自分の敷地だけで足場が組めない場合、民法209条の隣地使用が根拠になりますが、みのりペイントでは事前に丁寧にご説明・ご同意をいただく形を徹底しており、これまで隣地の使用を断られた例はありません。狭い場所ではセンタータイプ(踏板の中心に支柱がある狭小地用足場)などを用い、隣地との距離が30cm前後でも仮設できるよう工夫します(一般的な足場は約70cmの幅が理想とされます)。

モルタルとサイディングの違い

「うちの外壁はモルタル?それともサイディング?」と迷う方も多いので、違いを整理します。塗装の考え方が変わってきます。

項目 モルタル外壁 サイディング外壁
見た目 継ぎ目がなく一枚仕上げ。コテ跡や吹き付け模様 板を張り合わせ、縦横に目地(継ぎ目)がある
多い年代 築古住宅に多い(平野区の下町に多数) 比較的新しい住宅に多い
主な劣化 ひび割れ(クラック)が中心 目地のシーリング劣化、反り・欠け
塗装の要点 クラック補修+弾性的な仕上げが鍵 シーリングの打ち替えが鍵

見分けの一番のポイントは「目地(継ぎ目)があるかどうか」です。壁を見て、板と板の間に縦横のラインとゴム状の目地があればサイディング、継ぎ目がなく一枚でつながっていればモルタルの可能性が高いです。

サイディングの塗装では、劣化した目地のシーリングを「増し打ち(上から足すだけ)」で済ませる手抜きが横行していますが、みのりペイントは劣化したシーリングは原則打ち替えで対応します。モルタルの場合はクラック補修と弾性仕上げが要点になる——このように外壁材によって正しい段取りが違うからこそ、まず「自宅がどちらか」を正しく診断することから始まります。

平野区の外壁塗装 費用の考え方

みのりペイントの実感として、平野区で屋根+外壁を同時に施工する場合、130〜150万円が一つの目安です。ハウスメーカー経由だと半額以上違うことも珍しくありません。塗る職人は結局同じ(下請け)であることが多く、相場の1.5〜2倍の見積もりを見たこともあります。

費用を抑えるうえで大きいのが足場の同時施工です。屋根と外壁を別々のタイミングで工事すると、そのたびに足場代がかかります。同時に施工すれば足場代が15〜20万円ほど浮く計算になります。モルタル外壁の塗り替えを検討するなら、屋根の状態も一緒に見てもらうのが結果的にお得です。

平野区加美東の戸建て 外壁塗装の施工前後
平野区加美東の戸建て|施工前後(Before / After)

より詳しい費用の内訳や坪数別の相場は平野区の外壁塗装の費用相場の記事を、屋根との同時施工の考え方は平野区の屋根塗装・カバー工法の記事をご覧ください。加美東の戸建ての詳しい施工の様子は加美東の施工事例でもご紹介しています。

なお、外壁塗装単体を対象にした大阪市の助成金(補助金)は存在しません。省エネ改修(窓の断熱が必須)や耐震改修の制度はありますが、いずれも塗装工事は対象外と明記されています。助成金をうたって契約を急がせる業者にはご注意ください。

よくあるご質問(FAQ)

Q. モルタル外壁のヒビは、放っておくと危険ですか?

細いヘアークラック(おおむね0.3mm未満)はすぐに雨漏りするものではありませんが、幅の広い・深い構造クラックは雨水が浸入し、内部の木部やラス網を傷める原因になります。肉眼での見分けは難しいため、気になるひびがあれば早めの診断をおすすめします。

Q. 弾性塗料にすればもうヒビは出ませんか?

弾性塗料は細かなひびの動きに追従し再発を抑えますが、「塗れば絶対に出ない」というものではありません。大きく動く構造クラックは、まず適切な補修と下地づくりが前提です。建物ごとに最適な工法が異なるため、診断のうえでご提案します。

Q. 隣の家がとても近いのですが、工事できますか?

できます。平野区の密集地の施工実績が豊富で、狭小地用の足場や近隣への事前挨拶・養生を徹底しています。隣地の一部を使う必要がある場合も、事前に丁寧にご説明しご同意をいただく形で進めており、これまで断られた例はありません。

Q. 平野区は海から離れていますが、塩害は心配ですか?

心配いりません。平野区は完全な内陸で、沿岸から十数km離れているため塩害地域には該当しません。むしろ幹線道路沿いや町工場周辺の黒ずみ汚れの方が実務上は重要です。汚れについては平野区の外壁の汚れの記事で解説しています。

Q. 色を変えると、大阪市への届出が必要になりますか?

一般的な戸建て住宅の外壁塗装(色替え)は、原則として届出は不要です。大阪市の色彩基準(彩度6以下など)や届出義務は、敷地2,000㎡以上かつ高さ10m以上といった大規模建築物が対象で、通常の戸建ては該当しません。色選びは平野区の外壁の色選びの記事もご参考ください。

まとめ:平野区のモルタル外壁塗装は「診断」と「省かない施工」で決まる

平野区の下町に多いモルタル外壁は、ひび割れの見極めと、正しい補修+弾性的な仕上げ、そして密集地での丁寧な近隣配慮が仕上がりと寿命を左右します。ポイントを整理します。

  • ひびはヘアークラックか構造クラックかを見極める。肉眼判断は難しいので診断を。
  • ひびを埋めずに塗る・下塗りを省くのは手抜き。当たり前の工程を全部やることが再発防止の近道。
  • ヘアークラックの再発は弾性塗料で抑えられるが、構造クラックはまず補修が前提。
  • 密集地の高圧洗浄は近隣配慮が命。地元・平野区拠点だからこそ細やかに動ける。
  • 屋根と同時施工で足場代15〜20万円を節約できることも。

みのりペイントは、大阪市平野区加美南に拠点を置く自社施工の塗装店です。建設業許可 般-7第163661号、外壁診断士・雨漏り健診アドバイザーの資格を持つ塗装歴20年の代表 松本が、現地でしっかり診断します。10年保証、Googleクチコミは4.9/18件。平野区の外壁塗装全般については平野区の外壁塗装 総合ガイドにまとめています。お客様の声は平野区での評判・口コミの記事もご覧ください。

「うちのモルタル、ひびは大丈夫だろうか」——そう思ったときが、点検・ご相談のタイミングです。診断・お見積りは無料です。お気軽にご連絡ください。

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