ガレージの外壁塗装|住宅と違う3つのポイントと費用相場
ガレージ塗装と住宅塗装の違いとは?
ガレージの外壁塗装は、一見すると住宅の外壁塗装と同じように見えますが、実は使用する塗料・下地処理・塗装工程が大きく異なります。ガレージは鉄骨造が多く、錆の発生や紫外線・雨風の影響を受けやすい構造です。そのため、住宅用の塗料をそのまま使うと、数年で塗膜が剥がれたり錆が再発したりするリスクがあります。

この記事では、ガレージ塗装を検討されている方に向けて、住宅塗装との3つの違い、使用する塗料の種類、費用相場、そして業者選びのポイントを詳しく解説します。
ガレージ塗装と住宅塗装の3つの違い

ガレージの外壁塗装では、以下の3点が住宅塗装と大きく異なります。
1. 鉄部の錆止め下地処理が必須
ガレージの多くは鉄骨造です。鉄部は錆が発生しやすく、錆が進行すると塗装の密着性が失われ、塗膜が剥がれてしまいます。そのため、塗装前に錆止め塗料による下地処理が必須です。
住宅の外壁塗装では、モルタルやサイディングなど錆とは無縁の素材が多いため、錆止め処理は基本的に行いません。一方、ガレージでは以下の工程が追加されます。
- ケレン作業(けれん):ワイヤーブラシやサンダーで既存の錆を徹底的に除去する
- 錆止め塗装:錆の再発を防ぐ専用の下地塗料を塗る
- 中塗り・上塗り:耐候性のある仕上げ塗料で保護する
この錆止め工程を省略すると、数年で再び錆が浮いてくるため、必ず実施する必要があります。
2. 鉄部専用塗料を使用する
ガレージの鉄部には、住宅用の塗料ではなく鉄部専用の塗料を使います。鉄部専用塗料には以下のような種類があります。
| 塗料名 | 特徴 | 耐用年数目安 |
|---|---|---|
| アクリル樹脂塗料 | 低価格だが耐久性は低い | 3〜5年 |
| ウレタン樹脂塗料 | コストと耐久性のバランスが良い | 5〜8年 |
| シリコン樹脂塗料 | 耐候性が高く、住宅でもよく使われる | 8〜12年 |
| フッ素樹脂塗料 | 最も耐久性が高く、長期間メンテナンス不要 | 12〜15年 |
住宅の外壁塗装でも同じ樹脂名の塗料が使われますが、鉄部専用の配合になっている点が重要です。一般的な外壁用塗料を鉄部に塗ると密着不良を起こすため、必ず鉄部用を選びましょう。
3. 下地処理の難易度が高い
ガレージの鉄部は、経年劣化で錆・塗膜の剥がれ・チョーキング(白い粉)が発生しやすい状態です。そのため、下地処理の段階で以下のような手間がかかります。
- 既存塗膜の剥がれ部分を削り落とす(ケレン作業)
- 油分や汚れを脱脂剤で除去する
- 錆びた箇所を完全に除去してから下塗りする
住宅のモルタル外壁やサイディングでは高圧洗浄で下地処理が完了することが多いですが、ガレージの鉄部は手作業のケレンが必須です。この工程を丁寧に行うかどうかで、仕上がりの耐久性が大きく変わります。
ガレージ外壁塗装の費用相場

ガレージの外壁塗装にかかる費用は、面積・使用する塗料・下地の状態によって変動します。一般的な目安は以下の通りです。
| ガレージの規模 | 施工面積(目安) | 費用相場(ウレタン塗料) | 費用相場(シリコン塗料) |
|---|---|---|---|
| 1台用ガレージ | 20〜30㎡ | 10万〜20万円 | 15万〜25万円 |
| 2台用ガレージ | 40〜60㎡ | 20万〜35万円 | 30万〜50万円 |
| 3台用ガレージ | 70㎡以上 | 40万〜60万円 | 50万〜80万円 |
上記の費用には、足場代・ケレン作業費・錆止め塗装・中塗り・上塗りがすべて含まれています。ただし、錆の進行が激しい場合や、シャッター・扉の塗装も含める場合は、別途費用が加算されます。
費用を抑えるポイント
ガレージ塗装の費用を抑えるには、以下の工夫が有効です。
- 住宅の外壁塗装と同時に施工する:足場を共用できるため、足場代(通常10〜20万円)を節約できます
- ウレタン塗料を選ぶ:耐久性はシリコンに劣りますが、初期費用を抑えられます
- 早めのメンテナンス:錆が深刻化する前に塗装すれば、ケレン作業の手間が減り、費用も安くなります
ガレージ塗装を依頼する際の注意点
ガレージ塗装を業者に依頼する際は、以下のポイントに注意しましょう。
鉄部塗装の実績がある業者を選ぶ
住宅の外壁塗装とガレージの鉄部塗装では、求められる技術が異なります。鉄部塗装の経験が少ない業者に依頼すると、錆止め処理が不十分で数年後に塗膜が剥がれるリスクがあります。
見積もり時に「鉄部塗装の施工実績はありますか?」と質問し、過去の施工写真を見せてもらうと安心です。
見積書で「ケレン作業」が明記されているか確認
ガレージ塗装で最も重要な工程はケレン作業です。見積書に「ケレン」「錆落とし」「下地処理」といった項目が明記されているかを必ず確認しましょう。
この工程が省略されると、塗装後すぐに錆が再発するため、安い見積もりでも長期的には損をすることになります。
使用する塗料のグレードを確認する
見積書には「鉄部用塗料」としか書かれていないことがあります。塗料のグレード(アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素)によって耐久性が大きく変わるため、塗料名とメーカーを明記してもらうことをおすすめします。
ガレージ塗装の施工の流れ

ガレージの外壁塗装は、以下の流れで進みます。
- 現地調査・見積もり:錆の状態・塗装面積を確認し、使用する塗料と費用を提示
- 養生・足場設置:周囲を保護シートで覆い、必要に応じて足場を組む
- ケレン作業:錆や古い塗膜をワイヤーブラシやサンダーで除去
- 錆止め塗装(下塗り):鉄部専用の錆止め塗料を塗る
- 中塗り:仕上げ塗料の1回目を塗る
- 上塗り:仕上げ塗料の2回目を塗り、塗膜を厚く仕上げる
- 養生撤去・清掃:足場を解体し、周囲を清掃して完了
工期は1台用ガレージで2〜3日、2台用以上で3〜5日が目安です。天候によって工期が延びることもあります。
よくある質問
ガレージのシャッターも一緒に塗装できますか?
はい、可能です。シャッターも鉄部なので、外壁と同じく錆止め塗装が必要です。シャッターの塗装費用は、面積にもよりますが3万〜8万円が相場です。外壁塗装と同時に依頼すると、足場代を共用できるためお得です。
DIYでガレージを塗装できますか?
鉄部のケレン作業と錆止め塗装は技術が必要なため、DIYはおすすめしません。錆の除去が不十分だと、数ヶ月で塗膜が剥がれてしまいます。専門業者に依頼した方が、長期的にはコストパフォーマンスが良くなります。
ガレージ塗装は補助金の対象になりますか?
大阪南部の多くの自治体では、ガレージ単体の塗装に対する補助金は基本的にありません。ただし、住宅の外壁塗装と同時に行う場合や、省エネリフォームの一環として申請できるケースもあります。最新情報は各市町村の窓口にご確認ください。
何年ごとに塗り替えが必要ですか?
使用する塗料によって異なりますが、ウレタン塗料で5〜8年、シリコン塗料で8〜12年が目安です。錆が発生し始めたら、早めに塗装することで下地のダメージを最小限に抑えられます。
冬でもガレージ塗装はできますか?
はい、可能です。ただし、気温が5℃以下になると塗料が十分に乾燥しないため、晴天が続く日を選んで施工する必要があります。冬場は乾燥に時間がかかるため、工期が通常より長くなることがあります。
まとめ
ガレージの外壁塗装は、住宅塗装とは異なる専門知識と技術が必要です。特に鉄部の錆止め処理と専用塗料の選定は、仕上がりの耐久性に直結します。業者選びの際は、鉄部塗装の実績があるか、見積書にケレン作業が明記されているかを必ず確認しましょう。
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みのりペイント(大阪市平野区)では、平野区を拠点に大阪南部全域(八尾市・東大阪市・松原市・羽曳野市・柏原市・大東市・堺市など)で外壁塗装・屋根塗装を承っております。代表の松本が直接お伺いし、丁寧に診断・ご提案いたします。現地調査・お見積もりは無料です。
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